2009年10月12日月曜日

床の拭き漆






床という床を全部拭き漆にする、とは言ってみたものの、一人でどないするかな?と思案していたところに設計会社の方々が東京から助っ人に来て下さることになって、三連休で決行。やはり気になるのは「かぶれ」、万全の準備をしたところ、まあなんとも物々しい佇まいだこと、お互い笑ってしまいました。結構な匂い(漆は生だとかなりクサい)をまき散らしながら白装束で黙々と作業を繰り返す姿はかなり怪しい雰囲気でした。下地1日、漆2日間で床材150本なんとか目標達成。三日間で徐々に皆さんの段取りも良くなってきて予想外にスムーズに進んで、しかもかぶれも無いようで(今のところ‥)ひと安心でした。しかし、折角の三連休をつぶして汚れ作業に来て頂ける、しかも東京から、普段から設計のお仕事をされているとはいれ、直接現場作業をすることは希だろうし、勝手も分からない、しかもかぶれるかもしれない恐怖をおして来て頂いた皆様にはほんとうに感謝の言葉もありません。逆に「貴重な機会を与えて頂いてありがとうございます」なんて言われると体が縮んでしまうほど恐縮するのでした。
拭き漆は木に漆を擦り込んでいく作業の繰り返しで、普通の塗装や染料と違って徐々に木肌に馴染んでいく感覚にみなさんお気づきだったようで、何とも言えないしっとりした表面の様子を気に入って頂けていたら嬉しいかぎりです。
この機会を与えて下さった連合設計社のE居さん、お手伝いして下さった連合設計社のY崎さん、K野さん、O塚さん、Sさん、H泉さん、A部くん、それから中田さん、カヤハラさん、S原さん、tohl、K室さん、N下さん、みなさん本当にありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. わわわ
    楽しそう。

    行きたかったですなあ。。

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  2. 白装束集団、なんとも怪しげです。午前中と言わず午後まで参加出来れば良かった!

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